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中学1年生の成長

国語表現の授業を始めて、半年が経ちました。

2020年の教育改革に向けて、論理的に構成し論を展開する表現の授業です。

最初はちんぷんかんぷんな言葉を使っていたり、文章を書くことが出来なかったりと200字程度を書くことに大変苦労をしていましたが、今ではどうでしょう!

びっくりするぐらい上手になってきています。

「車の自動運転について社会的影響を踏まえて賛成か反対の立場をとって200~300字程度で書け」というものを先週やりましたが、

・Tくんの日本語力には、いつも驚かされます。高校生でもなかなかここまで上手に日本語を操れません。

・Bさんの考え方、まとめ方、簡潔な文章はすばらしいものがあります。

・ぜんぜん手が動かなかったTさん、今では時間内に二百字以上三百字くらいなら問題なく書けるようになりました。

・Iくんは久しぶりに書かせましたが(夕方クラスは国語より英語が急務なので、国語表現をつぶして英語をやっています)、論理的な文章と正しい日本語が書けるようになっています。字もうまくなりましたし。ここから大いに成長させられるだろうとワクワクしています。

・Uさんは上手な印象がなかったのですが、11月ぐらいからメキメキと頭角をあらわし始めました。死亡事故が高齢者に多いことに着目し、かつ仕事を失う人も出てくるであろう影響も考えて、年齢資格を設けるのはどうかという発想・・・すでに大人です

・Sさんはしゃべると「ヤバイ」ばかりでとても語彙が少ないのに、文章に書くと驚くほど豊かな語彙を持っています。

・国語がネックになるだろうSさんも、しっかり組み立てた文章をかけるようになってきました。「無人テロに使われる可能性」に言及した文章を読んだときには、「感動」の一言でした。

他にもたくさん書きたい生徒がいっぱいいますがこれぐらいにしておきましょうか。

また、来週行う73英文テストに向けて、英語大大大大っきらいなSくんがほぼ毎日自習に来て、自習担当の教師に質問しながら暗記をし続けています。中学から英語を始めたOくんも、一発で合格してきてくれるでしょう。

三者面談をした後、お母さまから「驚くほど勉強しています」と変わってくれた生徒もいます。

「毎日英語をやるんだよ」といったら、しっかり毎日課題をこなし、提出してくれるSさんもいます。

理数の達人になってきているKくんもいます。

家が遠かったのですが、サナルの近くに引っ越してきたNくんもいます。これで自習に来てガンガン勉強できますね。

彼らの成長が嬉しい限りです(結局生徒のことが続きましてすみません・・・)。

今日も国語表現の授業を行う木曜日です。

テーマは、

・「母」をテーマにした小学4年生の書いた全く違う2つの作文を読み、母親という存在についての考察を300字程度で書く

・「地球が100人の村だったら」の2001年度日本語版を読み、「自分が村長だとすると、最優先課題は何で、どのように解決するか」を300字程度で書く

生徒の成長をじかに見ることが出来、毎日がとても充実しています。

私も生徒に負けず、さらにさらに成長しようと心に誓った今日この頃です。

中3もやってきます。

サナル学力コンテストを5日前に控えた小5もやってきます。

全力で生徒の成長に向けて邁進中です。

佐鳴予備校 横洲

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