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バンコク校 塾長ブログ 高校訪問→コスパ感覚

日本で生徒を指導をしていた際には、「各高校へ足を運び、話を実際に聞き、それを生徒や保護者に話していた」のですが、バンコクはやはり事情が違うので、日本の高校の方々が塾に足を運んでくださいます。

今週だけで、

・文化杉並(東京)

・自由学園(東京)

・近畿学習支援会

と2つの高校の先生と教育機関の方が訪問してくださいました。

この話をすると、生徒は2パターンの反応に分かれます(無反応を除きます)。

1、高校も生徒集め大変なんだね~

2、バンコクの生徒はレベルが高いからですかね~

「熱心な学校だね!」という反応はありません。

この5年強く感じてきたことですが、「損だ得だ」「時間対効果・費用対効果 (コスパ)」の意識が子どもに強くなっていると感じます。

もちろん、損だ得だで考え、時間対効果・費用対効果を考えることは大切だと思います。

ただ、「人の努力(海外にまで自ら足を運び、自分たちの素晴らしい教育を子どもたちに!」という熱意を持った学校の努力)」も、そのコスパ感覚で判断を下しているのはちょっと・・・と感じてしまいます。

例えば、私たちも「塾」ですので、当然生徒にはたくさん集まってもらいたいです。当たり前です。ただ、私たち教師が行っている努力を「生徒集めなきゃいけないから大変ですね~」と言われると、違う気がします。

「そんなことを考えて生徒指導なんてしていられるか!毎日目の前の生徒のために真剣勝負じゃこっちは!!!」と思ってしまいます(汚い言葉ですみません。ただ、塾教師全員の本音です多分 笑)。

「努力することは損得ではなく、人として前向きに生きていく当然の行為なんだ」ということに早く気付いて欲しいと願いながら、今日も生徒指導に邁進中です。

佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)

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