バンコク校 塾長ブログ 英語の学習方法
バンコク在住の日本人の方々は、とても英語学習熱が高く、私自身もやる気に満ちて英語を指導をしております。
その中で、保護者の方から「どうやって英語を学習させていくか」という質問がとっても多くあります。
英語学習って、確かに方法がいっぱいあります。
Googleで「英語 学習方法」と検索すると、2800000ヒットあります。
しかも!一つひとつの勉強方法に賛否両論、「例文暗記の必要性」を説いているものがあれば、そのすぐ真下に「例文暗記はやってはダメ」なんて書いてあります。
これでは、大事な子どもに何をさせるか迷ってしまいます・・・
その一つひとつ、書いている人がTOEIC900点とか言われると、もう迷って迷って仕方なしです。
私の考えを結論付けて言ってもよいならば、
◆英語は学習というよりスポーツや音楽に近い『技術』を向上させるもの
◆スポーツや音楽をやる際と同じように、『何の技術を強化するか』という目的を持って取り組むこと
※サッカーならば、「パス」なのか「トラップ」なのか「シュート」なのか、それに向いた練習をする
※英語の技術は4つ、体力は1つ
→「listening / reading / writing / speaking」の4つの技術、「vocabulary」の体力
そのため、「子どもの何を向上させたい」かを考え、どういう学習をさせるか決めるのが良いと思います。
(例)
・speaking と listening = 英会話
・reading と listening と vocabulary = 英検対策
・reading と listening と writing = サナルの英語の力
など、向上させたいものによって、使う英語の学習が異なります。
もちろん、小学校時代に「キライ」を植えつけてしまっては、英検準2級ぐらいからぜんぜん上達しなくなりますので、嫌がっているのに無理やり・・・というのはやめたほうが良いと思いますので、vocabularyの勉強をさせるのは早くても小6だろうと思っていますが。
また、「英検3級ぐらいの学習時期から英英辞書」を使い慣れておくと、英語のreadingが強くなっていきます(vocabularyが上がり、くわえて類推力が上がります)。

この英英辞書が使いやすいと思います(サナルに置いてあります)。
3つの技術をしっかり伸ばせるよう、今日も指導に邁進です。
佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲