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2021年9月 バンコク日本人学校の方針について考察

どうでもいい考察だと思う方が多い内容だと分かって書いております。。。



2021年9月1日よりバンコク日本人学校で二学期が始まりましたが、ロックダウンの影響で学校が再開されません。2021年度に入って一度も学校に通えていない(当然サナルにも)塾生たちや、日本でも「修学旅行・社会科見学・クラブ活動・部活動」も制限される中で「何かのロストジェネレーション(ゆとり世代のような)」と呼ばれるようになるのでしょう。



そんな中でバンコク日本人学校がおもしろい方向性を取りました。



▼小学生:毎日午前中にLIVE授業(Google meet)を4時間行う

▼中学生:Google Classroomで課題を配信し、LIVE授業はほとんど実施しない。ただし毎日30分の質問時間あり



小学生と中学生でなぜここまで方向性が違うのか考えました。


なぜ中学生ではLIVE授業を中心に授業を行わないのか・・・その方が子どもも保護者も喜ぶに決まっています。また、機器の扱いや長時間のLIVE授業に集中する時間も学年が上がるほど長けてくるものです。



なぜだ??



と一晩考えました。



結果、



中学校は「評価(学校成績5段階評定)を決めなければならないから」という結論に至りました。



今年は学校に行けないので定期テストが未だ1回もありません。前期は定期テストを行わないことも決定しました。

そんな中でLIVE授業を行なっていると、「評価をつけられない」という事態に陥ります。都道府県・学校によっては中学1年生の成績から高校受験に使う場合があります(千葉県、埼玉県、大阪府、滋賀県など)。適当な成績をつけることは許されません。



そこで、LIVE授業をせず「課題の提出状況で成績をつけよう」という結論になったのではないかと思います(ただの考察なので真実は学校の先生方しか知りませんが)。



自分の中で腑に落ちた結論が出たため昨夜はスッキリしたのですが、ただ、ふと思ったんです。



本末転倒になっていないか・・・と。



もちろん一学期の中学部で出されている課題で素晴らしいものをいくつも見ました。思考力や分析力、果てはプレゼンの力を身につけさせようとするものなどたくさんありました。理科は先生の動画授業で説明がありその後に問題演習課題、また音楽では歌を生徒に動画撮影させ提出、ダンスも動画撮影させ提出、美術はタブレットで書いた絵を作成させデータを提出させるなど、先生方が苦心しながら生徒のために時間を使っていると感じました(国語のノート写しだけはちょっとそれは・・・と思いましたが)。Google Classroomで課題をつくるのにも結構な時間がかかりますし。



それでも、ふと思ったんです。

「成績をつけてもらうために学校に行くのではなく、能力を身につけるために学校に行く」のが本筋じゃなかったかな・・・と。



「手段と目的にズレが生じていないか」というのは、いつも気にしなければならないことだ考えています。

(例えば坐禅をするのは「精神統一」のためなのに、「坐禅すること」が目的になってしまって、坐禅をすることによって時間がなくなり精神を乱されている等)



学校成績は、あくまで「その子の能力がどのような段階にいるか、これをどう伸ばせば良いか」という指標のはずです。また、それが子どものモチベーションや危機意識につながってさらなる努力を促すものであるはずです。だから、学校成績というのは副次的なものであり、根本的には子どもたちの能力をさらに伸ばすために作られたものではないかと考えています。


子どもたちが学校で伸ばしたい能力は「同級生・先生たちとのコミュニケーションの場」で身につくのではないかと考えております。



しかし、今回の小学部と中学部の方向生の違いで、「学校成績をつけることが目的になってしまっている」という気がしたんです。



以上、考察でした。こんなどうでも良い考察に最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます。

オンライン授業になり毎日のオンライン自習室やLINEでの質問対応などでブログを書くことから遠ざかっておりましたが、週1更新を再開しようと思います。



今日もバンコクの塾生のために、全力で邁進いたします。



佐鳴予備校バンコク校 塾長 横洲(よこす)