学校に行かなかった3ヶ月によって、生徒たちの頭の中は・・・
7月1日から通塾が再開されましたが、塾生たちをこの3日間見ていて感じたことを率直に書きます。
学校に行かなかった3ヶ月半の100日によって、一部の生徒たちの頭の中は「ぼんやり霧がかかっている状態」になっているように感じました。
日本でも学校の授業が再開されてから体育で骨折者がたくさん出ているというニュースも見ましたが、身体的なことだけでなく、この100日で適切に「頭を使った生徒」と「頭を使わなかった生徒」で大きな差が見られます。
・集中して勉強しきること
・計画的に物事を進めること
・準備すること
ここに大きな差がでていそうです。
かなり注意喚起して、連絡を複数回行っても
・マスクをしてこない生徒がいて、人に突っ込まれて初めて気がつく生徒がいる
・筆記用具を持ってこないで、授業が始まってから気がつく生徒がいる
・問題を解くのに時間がかかる
・計算ミスが頻発
・自習室で集中しきれず、かといって話すわけでもないので死んだ魚の目をしてテキストとにらめっっこしている
などなど
すでに中学3年生は定期テスト9日前なのですが、去年は全く問題なく集中できていたのに、自習中に集中を切らしてしまう生徒の少なくないことに、少なからずショック・・・
学校が再開したとはいえ、3日に1回だけの午前登校。
放っておくと、この霧のかかったぼんやり現象はずっと続くことでしょう。
脳の成長期である6歳から15歳、凄まじく大切なこの時期をどう過ごさせると良いのか、私に何かできることがないかを、この1週間で考え直すべきですね。
塾生の成長のために、今日もこれからも全力で邁進してまいります。
佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)