冬に読むオススメ本、小6-中3編
バンコクに来て早3年が経ちます。
しかし今がクリスマス直前で、年末を間近にむかえているとはどうしても感じられない自分がいます。
人の感覚は、生まれ育ってきた気温や天気に密接に関係があるんだと感じる今日この頃です。
さて、ひさしぶりのオススメ本紹介です。
きょうは日本の寒さが恋しいと感じているため(しかし一時帰国中は「日本は寒すぎる!」と言うでしょうが 笑)、冬に適した本を紹介したいと思います。
『雪のひとひら』ポール・ギャリコ著、矢川澄子翻訳 新潮文庫
この本は好き嫌い分かれるかもしれません。きれいな風景描写が現代人からはよほど生まれない表現だよなー(1965年に書かれた作品)と心を清めてくれるような感覚になれるうえ、タイでは見ることが出来ない雪に思いを乗せてオススメとしました。
とある雪の一生を描いた作品で、雪になって地上に振り落ちてからどうなっていくのかを、物語として書いている、ある意味で絵本を読んでいるような感覚にもなる作品です。
150ページぐらいの本なので、1日でさくっと読むことができます。
ぽっと空いた日に読む本として、ぜひ読んでみてください。
佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)