小5で身につけたい「学習の基本姿勢」

佐鳴予備校バンコク校では、学期末に1回、その学期に学習してきた単元をすべてまとめた「サナル学力コンテスト(通称サナコン)」を実施します。

 

 

意義はひとつだけです。

 

 

努力した分だけ結果に反映する学習の作法⇒学習スタイルを身につけることです。

 

 

以前にもブログで書いたと思いますが、バンコクでは部活がないため、中学生が「自尊心」を作るのに「勉強」か「容姿」に頼らざるをえません。自尊心を勉強によって作るうえで一番つらいのは、「努力したにもかかわらず、結果に反映しないこと」ではないでしょうか。

 

 

中学生になってすぐに「結果を出すこと」が求められるわけで、準備もなく中学生になってうまくいく生徒は、要領が良い、もしくは一部の賢い生徒のみとなってしまいます。

 

 

そのため、小学生のうちから「ただテストを受ける」「ただ勉強する」のではなく、「どうやったら努力が結果にきちんと反映する学習方法とスタイルを身につけられるか」を大切に指導しています。勉強の意義は「脳力を高めること」に加えて、「努力したことにより、成果を出す方法を自分なりに身につけること」だと思いますので、やみくもに学習量を増やして結果を出しても良くないと生徒たちに伝えています。

 

 

―7月23日、サナコンの返却とともに小5に話した内容―

※平均点58.9点の算数のテストを、一人ずつ返却した後※

 

授業の中で何回か話してきましたが、サナコンの意義は、「中学生になってから、努力が結果になって現れるように」というものです。そのために必要なことが「学習の作法を身につけること」でした。だから、今回は「どうやって次につなげるか!」が大事なので、結果はあまり気にしなくてもいいと思います。どのレベルまで出題されるかわかっていない生徒も多かったですしね。

 

 

ただ、今回のテスト勉強にて、常々みんなに話している学習の作法が身に着くきっかけに出来たでしょうか?

 

▼学習の作法について

1、学習のゴールが「勉強した」ではなく「出来るようになった」であること

2、苦手分野に時間を多くあて、出来るようにしていくこと

3、〇つけを1ページごと行い、出来なかった問題があるページにふせんを貼ること

4、そのふせんが貼ってあるページを翌日以降に解きなおしてみること

5、暗記系は「テスト形式」になるようにして、ただ眺めるだけなどを避けること

6、やり直しノートを使い、授業で行ったプリントを繰り返しやりこんでおくこと

7、お母さんの管理下ではなく、自分で学習計画を立て、自律して学習に取り組むこと。あくまで両親はキミの応援者であり支援者であるので、両親を管理者にしてはならない

 

というものですが、みんなは出来ましたか?

まず「学習における天才(Genius)」はこのクラスにいません。「賢いなぁ!」と感じる生徒は多くいますが「1万人に1人の天才だ」という人はいません。ちなみにわたしも天才では全くありません。だから上記学習の作法に加えて、「普段から出来ないものをしっかりつぶしている人」か「ミスをしない人」が70点以上を取れたと感じます。

 

また、「約数を求めよ」「公倍数を求めよ」という基本問題が解けていない人は、ハナからその単元を、

 

 

「学校で全くやっていないから、まだ出来ないし」

と思っていませんでしたか?

 

 

もし、思っていたならば「塾」というものに通う意味を分かっていません。

 

 

比ゆ的ですが、塾に通っている人は「自転車」に乗っていて、塾に通っていない人は「徒歩」だと思ってください。

 

自転車を使うことによって、徒歩で進むよりも「遠くに・短い時間でたどり着ける」ようになりますよね。それと同じで、塾に通うことで「高い脳力を、短い時間で身につけられる可能性が高まる」のです(もちろん、自転車に乗っているからこそ進めない時もあります。岩山や砂浜を進むときに、自転車は邪魔です。また、徒歩で歩いている真横について、つえの役割をしてくれる塾もあります)

 

 

そして大切なことですが、塾は「電車やバスやタクシー」と違って、あくまで「自転車」なんです。お金を払ってただ座っているだけで目的地までたどりつけるのが「電車やバスやタクシー」ですが、自転車はお金を出して買って、座っているだけでは一歩も進みません。キミが一生懸命になって「こぐ」ことで、初めて自転車は前に進みます。

 

 

 

塾に来てそこに座っているだけで脳力が高まるわけではありません。キミが正しい方法で勉強しはじめて、初めて脳力が高まっていくんです。

 

 

だから「学校で習っていないから出来ない」と思った人は、塾に通う意味がないんです。その「学習姿勢」を変えない限り、塾に来る意味はないです。意識をぜひ変えてください。そして、学校のことだけやっていても残念ながらサナコン算数の大問10の5つの問題は全て解くことが出来ません。でも、中学生になったらあれぐらいのレベルが「学校の授業で習っていない」にもかかわらず、普通に出てきます。

 

 

「学校で習ってないのに、学校のテストに出るの??」

 

 

と思いましたかね・・・出ますよ(苦笑)

 

 

日本の中学校では、「テストの順位(1位からビリまで)」を出す学校も多いですし、とにかく「差をつけなければ成績をつけられない」ので、差がつくようなテストが作られます。例えば、200人いるならば、80点以上を取る生徒が40人前後になるようなテストにします。そうしないと差がつかないから仕方ないんです。そのテストの成績を使って「高校に入るための試験」を受ける制度があるので、どうしても差をつける必要があります。だから、中学校に行くと「学校の授業で基礎的なことを教えて、テストではそれが応用できるかどうかが出題される(難しい問題が出る)」と理解してください。ちなみに小学校のテストは200人が受験したら150人が80点を超えるテストです。

 

 

話がそれました・・・すみません。とにかく、「学校でやってないから~」なんていうのは、あと2年もしたら全く通用しなくなります。早いところ私の考えている世界に入ってきてほしいですね!!

 

 

勉強ほど「正しい努力をしたら、しっかり結果になって返ってきてくれるもの」も少ないと思います。勉強はやっただけきちんと返ってきます。夏休みに時間もたっぷりありますから、がんばっていきましょう!!

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

というような内容を、紙を配って話しました。

 

 

授業後にはたくさんの生徒が「今回のサナコンに向けてこうやった、ああやった」という話をしに来てくれました。ある女の子が「国語が苦手で、国語をスゴイやったのに、算数のほうが良かった」と言ってきましたが、それも次にどうやったら結果につながる努力になるか、今回は何が足りなかったかを考えるきっかけになったようでした。

 


今日は小学6年生にサナコンを返却します。

自慢の小学6年生の結果がどうか、今から楽しみです(今から採点しますので)!

 

 

佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)

 

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