佐鳴予備校バンコク校の塾長、横洲(よこす)です。
日本のサナルでは中3受験生のために毎年「ハチマキ」を作るのですが、バンコクでもハチマキを作ってこの2年間渡してきました。生徒のリアクションは日本でもバンコクでも毎年大体同じようなもので、
(例年の流れ)
横洲「これが伝統のハチマキだ!!!!気合い入れていくぞ!!!!!!」
生徒たち「・・・(周りをきょろきょろ)」
生徒たち「・・・(一部の生徒がつけはじめる)」
生徒たち「・・・(しょうがないかと自分たちも巻き始める)」
横洲「似合ってるぞ!!」
生徒たち「・・・」
という微妙な空気が流れる時間が初日に必ずと言っていいほどあるんです。
そして、つけているうちにだんだん苦楽を共にしてきたというプラスの気持ちがこめられてきたり、生徒や教師にメッセージを書いてもらったりと、最初は「・・・体育祭でもないのにハチマキですか、先生!?この時代に??」という雰囲気からだんだん大切なものに変わっていくのが、サナル伝統のハチマキです。
ただ、今年の受験生は違いました。
(今年)
横洲「ハチマキが届いたぞー」
生徒たち「やったー!!パチパチパチ(拍手がわく)!!!」
横洲「えっ・・・つけたいの?」
生徒たち「つけたいつけたい!!」
横洲「・・・じゃあ持ってこようか。ホントは8月からにしようと思ったんだけど・・・」
生徒たち「早く早く!!」
いきなり好きな生徒が多いんです 苦笑
翌日自習に来ている5人中4人ハチマキをつけていますし、頭が疲れるのでネクタイ風にして首に巻いている生徒もいます。
実は、こういう学年は最後の爆発的な伸びを生むことが多いです。
わたしは集団指導を行っているうえで「気運・機運」というものをかなり大切にしています。
集団が持っている傾向が気運であり、この気運が良い状況に高まった時に受験に行くと、機運が高まった状態でベスト以上の結果が出ます。気運が良い状況に行くには「集団が明るくて、規律もある」ということが大切です。
今年の受験生、かなりいい方向に向かいそうです。
後は私がペースメーカーとして適切なレベル(ちょっと難しぐらい)を生徒たちに配分していくことで、合格するはず!
中3のための「数学全単元を標準レベルでやり直しましょう会」という祝日の学習イベント(イベントは全て無料)、5時間授業も全員参加しましたし!!!!
これから一緒に頑張って合格して、一緒に喜びたいですね。
佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)