中学1年生の国語表現の授業・秀逸作品

中学1年生の国語表現という授業にて、600字程度の意見文・小論文を書かせています。

 

ただ、1年やってきてテーマに偏りが出てきてしまっているので、「社会問題かるた」というものを使って、その中から生徒が1枚ひいて、タイトルを決定して書くというスタイルを12月から始めました。

 

 

とはいっても、書くのは自宅です。授業の時間を使って書かせるのはもったいないので、自宅で書かせて、うまかった作品を次の週の授業で発表し(WORDにすべて打ち込んで紙面でみられるようにして)、何が優れているのかを考え、次の作品に生徒たちが生かすということを続けています。

 

ただ、表現がうまいということだけでなく、「自分軸を作り上げる」ということがこの授業のテーマです。

 

 

自分軸を確立したうえで、自己表現をする術を持つ

 

とても大切なことだと考えています。

 

さて、先週のテーマは「二酸化炭素濃度が産業革命以後40%増加中」というものでした。

そこで中学1年生の男子生徒の作品が素晴らしかったので、記載します。

 

 

【中学1年生の男子生徒が書いた意見文】

 近年地球では「地球温暖化」という現象が起こっている。この現象を簡単に説明すると、温室効果ガスや太陽エネルギーの変化等によって、地球の気温や水温が長期的に上昇していくことである。現在この問題が起きているのだが、大きな原因とされているのが我々人類による二酸化炭素の排出である。産業革命後、石油や石炭を燃料とした工場が増えてきたこともあり、革命前後では、二酸化炭素濃度が40%も上がってしまっている。

 

 この温暖化が進むと地球はどうなってしまうのだろう。このままだと、21世紀末には平均気温が今より4から6度上がると言われている。また、1000種以上の生物が絶滅し、世界経済にも大きな影響を与えると言われている。

 

 このような大変な事態が起こっているが、果たして常に地球をよりよくすることを意識し、周囲に気を配り、地球温暖化対策に全力で貢献していると断言できる人が世界に何人いるだろうか。ぼくが思うに、そのような人はほとんどいないのではないだろうか。もちろんぼくもそうだ。

 

 なぜこのような事態になってしまったのだろう。それは、一人ひとりの意識の低さが問題なのではないだろうか。きっとみんな「自分一人が行動したところで何も変わらない」と思っていると思う。しかし、それは間違っている。一人ひとりが高く尊い意識を持って行動することは、ほかの人の意識をも底上げする。そして、温暖化対策をすることは地球のためであり、世界中の人々のためでもあるのだ。みんながこの意識を持って行動すればきっと世界は変わる。だから、小さなことで良い、電気を消す・マイバックを用いる等、できることをやっていくのがよいはずだ。地球と全ての人々のためと信じて行動してみてはどうだろうか。世界の運命を決められるのは、他ならぬ私たちだ。

 

 

 

 

 

みながみなこのように上手な意見文になっているわけではありません。しかし、半年前は見るも無残な作品を書いていた生徒たちです。書かせていくたびにだんだんと上手になっていく姿が、指導する側の私にとっても嬉しく楽しいものになっています。

 

 

学びとは成長のためであり、成長とは喜びだと信じて、今日も全力で邁進中です。

 

佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲(よこす)

 

 

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