読書オススメ本・小6・中学生編ー3
読書オススメ本の3回目です。
『モモ』 ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫
「時間がないですー!!」という言葉をバンコク校の塾生たちから多く聞くので選びました。
この作品は「時間とは何か」について、考えさせられる名作です!
ただ、テーマと違って堅苦しい話ではなく、「人の話を聞いて幸せな気持ちにさせるモモ」や「友人のベッポ」と、「時間どろぼう」とのやり取りが物語として完成している作品です。
外国文学は人気がなく、読みやすい本が人気である最近。
私も普段は読みやすい本を読んでいます。
※今も、宮部みゆきさんの「過ぎ去りし王国の城」を読んでいます
ただ、名作というものは「時間」というフィルターを通り抜けて残っているものがほとんどですから、時間があればいろいろと読んで欲しいと願っています。
佐鳴予備校 バンコク校 塾長 横洲