ここ5年ぐらいのことでしょうか。
生徒たちの勉強スイッチが入る「きっかけ・傾向」が目に見えて変わってきたように思います。
私(2018年現在36歳ですけれど)や保護者の方々の時代には、
「やばいー!!!!」と、危機感が一番の勉強のモチベーションだったように感じます。
・テストが近づいている
・先生に叱られる
・受験生になった etc
おそらく、私の親世代(生徒にとってのおじいちゃんおばあちゃん世代)は「生き残るために、きちんと稼げる人間になるために」というのが、勉強へのモチベーションだったのだろうと思います。
今の生徒たちは私たちの世代からすると不思議な感覚ですが、
「うまくいったらがんばれる」
「うまくいかなかったらがんばれない」
という生徒がとても多くなっています。
・「自分らしく、自分の生きたい人生を生きる」ことによる価値観の多様化
・「インターネット世界」による情報の膨大さ
・「自宅のアミューズメントパーク化」
によるものなのかなぁ・・・と分析していますが、
とにかく!!
中学1年生からしっかり勉強し始めて、「うまくいかなかった」場合に、その結果によって危機意識は出ますが勉強のモチベーションは下がってしまい、そのままうまくいかない負のスパイラルにはまってしまう生徒が多くなっています。
そのため、「事前の準備がとても大切」になっています。
また、中1は11月までは復活可能ですが、そこで失敗したら、「改革」という言葉が必要なぐらいの抜本的な改善指導を行わねばどうにもならないことが多くなります。
「中1の11月までの成功体験は、中学生活の成功を占う」
まあ、そこからの改善指導が塾の教師の腕の見せ所でもありますが、そんな苦労を子どもにさせたくないのが保護者の方の、そして私たち塾教師の願いでもありますから、小学生時代の準備を大切にサナルで指導中です。小学校時代の成績と中学校の定期テストの点数に相関関係はあんまりありませんし。
サナル学力コンテストに向けてがんばっている小学生のみんな、Fight!!!!!
今日も自習に来て勉強し、質問を熱心にしていた5年生の生徒たちに元気をもらいました。
がんばってね!!全力で応援しています。
佐鳴予備校 バンコク 塾長 横洲