「やってもみないうちに弱音を吐くな!!」
私が25年前に小学生だったころ、サッカーのKコーチに言われた言葉です。
私はサンダーキッズという横浜市の瀬谷区というところにあるサッカークラブに入っていたのですが(まだあるのかな・・・)、原FCという近くにある関東大会に出場するレベルのチームと対戦することになり、
「原FCには勝てないよね~」と友人のNくんと試合前にすねあてをつけながら、軽口をたたいていたら、コーチの激怒が頭上に飛んできました。
「やってもみないうちに弱音を吐くな。だったらやるな。試合に出るな。相手にもサッカーボールにも失礼だ」
結局、その日に私と友人のNくんは試合に出してもらえませんでした。身をもって「使う言葉の大切さ」を教わりました。
確かに使う言葉はとても大切で、軽口のつもりでも、そこに魂が宿ることがあります。
言霊ってやつです。
宗教的でもなんでもなく、人は使う言葉によって人格も人生も変わると思います。
バンコクのサナルの塾生たちにも、使う言葉を豊かにしていってもらえたらと思っています。
受験生には、今年のテキストにはこの言葉をサナルからプレゼントしました。
「その瞬間瞬間に真剣になれ」
という意味で、一所懸命です。
5教科の1問1答の問題集になっていて、必要な知識はここで網羅できます。
ついだめだったときのことを考えて「予防線」を張ってしまって、「ダメでも~」みたいなことをいってしまう気持ちはとてもよく分かります。
しかし、そういう生徒は「希望校を受験することも無く、希望校のレベルを下げる(もしくははなから記念受験としてしまう)」ことが一般的です。
強い心と人間性で、自分の可能性を引き上げてもらうべく、今日も生徒指導に全力で邁進です。